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かんたん!CFD取引入門(CFD会社比較) > CFDのメリット
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「CFDの最大のメリットは何か?」
と聞かれたら、やはり、
「大きなレバレッジ(てこの原理)を利かせられるので、大きな儲けを出すには、大きな種銭が必要、という問題を解決している」
ことだと言えます。
CFDとは?でも書きましたが、「金持ちになるには、大きな【種銭】が必要だから、まずは大きな種銭を作りなさい」といった事が、多くの”お金持ちになる方法系の本”では書かれています。
そしてこれは、確かに多くの投資において当てはまるのですが、CFDについては、この法則が当てはまりません。少ない種銭(元金)で、お金持ちが儲ける金額と同じくらい、大きな儲けを出すことが可能なのです。
それでは、このレバレッジ効果も含めて、CFDのメリットを説明したいと思います。
CFDのメリット1 :レバレッジ(てこの原理)を最大限に活かせる!
レバレッジとは、簡単に言うと、てこの原理のことで「小さな力で、大きなものを動かすこと」です。
つまり、CFDでは、「小さな資金(元手)で、大きなお金を動かすことができる」のです。
例えば、CFDでレバレッジ10倍の取引をすると、儲けた時の金額も10倍になります。
・ 1倍のレバレッジ : 10万円の元手で、10%の利益を上げた
・ 10倍のレバレッジ : 10万円の元手で、10%の利益を上げた
上の2つのケースでは、利益の%は同じですが、レバレッジが違います。両者の儲けた金額を具体的に計算すると、こうなります。
・ 元金:10万円×レバレッジ:1倍×利益:10%=10万円
・ 元金:10万円×レバレッジ:10倍×利益:10%=100万円
上に示した例を見てみると、どちらとも元金は同じなのに、レバレッジ10倍の方は、10倍の儲けを出していることが分かります。
これがCFDの最大の魅力です。
たとえ、数円しか為替レートが動かなかったとしても、レバレッジが10倍〜100倍もかかっていれば、恐ろしい金額を儲けることができてしまいます。
たとえば、自分がレバレッジ100倍で買った通貨が10円値上がりしたとしたら、儲けは元金の1000倍にもなるということです。
CFDでは、元金(種銭)が少ない人でも、大きく儲けるチャンスがあるのです。
CFDのメリット2:買い・売りの両方で儲けることができる!
ほとんどの投資では、「安く買って、高く売る」という方法で儲ける仕組みになっていますので、その金融商品が値上がりする時しか儲けることはできません。
例えば、不動産の売買で儲けるとしたら、「不動産を安く買って、高く売る」という方法で儲けることはできますが、「不動産を高い値段で買って、安く買い戻す」なんていう、意味の分からない方法で儲けることはできませんよね?(笑)
しかし、CFDでは、「高いところで売って、安く買い戻す」という方法でも儲けることができるので、貨幣が値上がりしていく時、値下がりしていく時の両方で儲けるチャンスがあります。
例えば、1ドル:120円の時に、「これからドルが安くなって、円が高くなるだろうな〜」って予想した時に、10000ドル売りの取引を行ったとします。
そして、1ドル:110円までドルが下がった時に、ドルを買い戻せば、
(120円−110円)×10000=100000円の儲け
になるのです。
CFDのメリット3:24時間取引ができる!
株式投資では、取引できる時間が「10時〜15時まで」と決まっているので、昼間働いている会社員の人には、不利な点もあります。
例えば、株価の暴落に繋がるような事故が起こった時です。
昼間取引ができる人は、この暴落のニュースを見たとたん、すぐに売り注文を出すことができますが、一般の会社員の人だと、「逃げ遅れてしまう」可能性が高くなります。
また逆に、株価が値上がりしそうなニュース・発表があった場合には、昼間取引ができる人は、すぐにその株を購入することができるので、儲かる金額も可能性も高くなります。
しかし、一般の会社員だと、この場合も儲けそこない損をします。
取引できる時間(株式市場が開いている時間)が決まっている株式投資だと、上に説明したようなリスクもありますが、CFDなら、大丈夫です。
CFDでは、24時間リアルタイム取引ができるので、自分の空いている時間を利用して、売買をすることができます。株式投資のように、リアルタイムトレードの時間を制限されることはありません。
CFDのメリット4:スワップ金利がもらえる!
スワップとは、英語で「交換」を意味します。そして、CFDでいうスワップ金利とは、2つの通貨の金利差のことを指します。
例えば、米ドルの金利が3.1%で、日本円の金利が0.1%だったとします。
この場合、米ドルの方が金利が高いので、この条件で日本円を売って、米ドルを買い、日本円と米ドルの為替レートに変動がなかったなら、年間3%のスワップ金利をもらうことができます。
ただし、同じ条件で米ドルを売って、日本円を買う取引から入り、為替レートが変動しなかった場合、逆に、自分が年間3%のスワップ金利を払うことになるので注意が必要です。
・ 金利:0.1%の通貨で、金利3.1%の通貨を購入
⇒ 年間3%のスワップ金利が「もらえる」
・ 金利:3.1%の通貨で、金利0.1%の通貨を購入
⇒ 年間3%のスワップ金利を「払う」
要するに、金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買うと、スワップ金利を「もらう」ことができ、逆に、金利が高い通貨を売って、金利が低い通貨を買うと、スワップ金利を「払う」ことになるのです。
今の日本の低金利の状況を考えれば、日本円を売って外貨を買えば、ほとんどの場合、このスワップ金利をもらうことが可能です。
ちなみに、スワップ金利は、日々変動するため、いつも同じ金利が得られるとは限りません。また、CFD証券会社によっても、スワップ金利が異なります。
CFDのメリット5:取引手数料が格安
CFDの取引手数料は、外貨預金に比べてかなり格安です。
もちろん、CFD業者によっても異なりますが、CFDの取引手数料は1米ドル当たり、往復で10〜30銭ほどとなっています。
対して、外貨預金の取引手数料は、20銭〜2円となっていますから、CFDと比較するとかなり割高です。
つまり、外貨取引をするなら、FXの方が低コストである分、大きな利益がでる可能性が高いということです。
取引手数料が高い外貨預金の場合、仮に、円⇒外貨に替えた時のレートと、外貨⇒円に替えた時のレートがわずかだった場合、取引手数料のせいで、マイナスになってしまう可能性もあります。
しかし、手数料が安いCFDなら、わずかな為替の変動でも、利益が出る可能性が高くなります。
以上が、CFDの主なメリットです。では次に、CFDのデメリットを考えてみましょう。
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